子どもたちに和楽器の演奏を披露する(左から)高橋さん、永池さん、北原さん=武雄市の若木小

 子どもたちが和楽器の生演奏に触れる「邦楽演奏会」が武雄市の小学校で開かれている。琵琶などの音色に耳を傾け、楽器の歴史を学び、演奏も体験して和楽器に親しんでいる。

 市文化協会が、生の音楽に触れて感性をはぐくむ企画として合唱や室内楽を聞く機会を提供してきた。今年と来年は邦楽で、佐賀出身の永池あかりさん(琴)、高橋浩寿(こうじゅ)さん(津軽三味線)、北原香菜子さん(薩摩琵琶)でつくる「邦楽三人娘」が各校で演奏している。

 若木小で15日にあった演奏会は、子どもたちの様子や雰囲気からその場でつくった「若木小即興曲」で幕開け。「琴は1400年ほど前に中国から伝わり、琵琶はペルシャが起源」と歴史を学びながら、西郷隆盛の戦いの場面を表現する薩摩琵琶の曲や吹雪を感じさせる津軽三味線の曲などを聞いた。

 児童の代表は演奏も経験。うまく音が出ると「お~」と歓声と拍手が起きた。「弦に当てるのが難しく、思ったより重かった」「音がきれい」と貴重な体験を楽しんでいた。

 演奏会は16日午後1時から武雄市こども図書館でも開かれる。

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