遺跡の活用について意見交換するワークショップ参加者=14日夜、鳥栖市役所

 鳥栖市北西部の城山一帯にある戦国時代の城下町遺跡「国史跡・勝尾城筑紫氏(かつのおじょうちくしし)遺跡」をもっと市民に身近なものにしようと市民目線で自由に意見交換するワークショップが14日夜、鳥栖市役所でスタートした。参加者からは遺跡への思いあふれるアイデアが次々に飛び出した。

 市教委の主催で地元の遺跡ボランティアガイドをはじめ、福岡県や吉野ヶ里町など市外のファンも含めて13人が参加。2グループに分かれてアイデアを出し合い、議論が一段落すると、それぞれの進行役が出された意見を紹介した。

 主なものは「市内の小学生が遠足で登れるように登山道の整備を」「河川プールに近くだれでも行きやすい支城・葛籠(つづら)城はハンモックやツリーハウスを設置して親子で楽しめる空間に」「麓地区や田代地区からのウオーキング、写真コンテストなど市民参加型のイベントを」など、遺跡を楽しむための意見が相次いだ。

 子どものころ葛籠城の中を通って麓小へ通ったという山浦町の主婦松崎友子さん(63)は、「重要な遺跡が眠っているなんて思いもしなかった。若いお母さんたちの意見も聞いてみたい」と話した。ワークショップは7月5日まで毎週木曜日午後7~9時に開かれ、次回は21日。市教委、電話0942(85)3695。

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