こけら落としの鳥栖フューチャーズ対本田技研の試合には2万686人が訪れた=平成8年6月16日、鳥栖市

 Jリーグ入りを目指していた鳥栖フューチャーズ(当時JFL)の新しい本拠地として、JR鳥栖駅東に「鳥栖スタジアム」がオープンした。この日は本田技研戦があり、2万人を超える大観衆が、こけら落としの熱戦を満喫した。

 スタジアムは3万6千平方メートルの敷地に、観客約2万5千人を収容する3階建てスタンドを備え、フィールドは天然芝。式典には、山下英雄鳥栖市長やJリーグの川淵三郎チェアマン(いずれも当時)が出席し、完成を祝った。フューチャーズは2-3で惜敗したが、サポーターは最後まで温かい声援を送った。

 建設費は97億円で、建設主体の鳥栖市は2016(平成28)年に総額113億円(利子含む)を完済。14年には芝の全面張り替えを行った。現在はJ1サガン鳥栖のホーム「ベストアメニティスタジアム」として、17年は26万6735人が訪れた。交通の便が良く、ピッチとスタンドが近くて見やすいことなどから、サッカーファンの評価は高い。

 オープンから22年。老朽化が目立つようになり、鳥栖市はスタジアムの柱や外壁などの塗装改修を計画している。(新元号まであと319日) 

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