佐賀県太良町は本年度から町民が狩猟免許を取得する際にかかる経費に対し満額を補助している。イノシシやアライグマなど有害鳥獣の被害低減が目的。担当課は「捕獲頭数は増えているが、猟友会員が少なく、裾野を広げたい」としている。

 町によると、イノシシの捕獲数は昨年度572頭だった。一方で猟友会員は減り負担が大きくなっている。特に近年は有明海沿いの大浦地区で頻繁に出没が確認されるようになった。

 町内の猟友会員は昨年3月現在で37人、うち大浦は7人と少ない。免許取得費用や猟友会費、狩猟税、保険などわな猟で約4万円かかる初期経費がハードルになっていたため、補助金を交付する方針を決めた。取得者にはわなの貸し出しも行う。10人程度の申請を想定、合格後に町から経費分が支払われる。

 問い合わせは町農林水産課。電話0954(67)0315。

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