2期目の出馬を表明した山口祥義知事=県議会

 佐賀県の山口祥義知事(52)は13日、任期満了に伴い12月に実施される知事選に、再選を目指して立候補する意向を県議会一般質問で表明した。「世界に誇れる佐賀県を実現するため、再び知事選挙に挑戦する決意をした」と述べた。 

 自民党の木原奉文議員の質問に答えた。山口氏は1期目の県政運営に関し「県議会の意見、県民の声をしっかり真摯(しんし)に聞きながら対応し、施策に反映した」と強調した。有明海沿岸道路などの社会資本整備を課題に挙げつつ、ものづくりの振興やスポーツの人材育成に向けた取り組みを例示しながら「佐賀の発展に結びつけ、花開くものにしなければならない」と意欲を示した。

 山口氏は会見で、佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、知事選までに諾否の判断をするかどうかについて「今からそこの時点の状況は見通せない」と話し、争点化するかどうかの明言を避けた。出馬する際の所属や、政党や団体に推薦願を出すかどうかについては「後援会や関係者と相談して考えたい」と述べるにとどめた。

 知事選は11月29日告示、12月16日投開票の日程で実施される。出馬の態度を明らかにしたのは山口氏が初めてで、共産党が候補者の擁立を模索している。

 山口氏は埼玉県出身で東京大法学部卒。1989年に自治省(現総務省)に入り、長崎県総務部長などを歴任した。前知事の衆院選出馬に伴う2015年1月の知事選で新人4人による激戦を制し、初当選した。保守分裂選挙となり、市町の首長や与野党議員、農協の政治団体などの支持を受けた。

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