子どもからお年寄りまで多くの人でにぎわう宿町食堂=鳥栖市の宿町公民館

 子どもからお年寄りまでが世代を超えて交流する地域食堂「宿(しゅく)町食堂」が9日、鳥栖市宿町の公民館にオープンした。楽しみにしていた人たちが詰めかけ、開店から1時間で用意していた80食がほぼ完売した。

 同地区は1250世帯のうち120人が高齢者の1人暮らし。全国的には子ども食堂も話題になっていることから、田中秀規(ひでき)区長(69)が「地域の絆を結ぶ場に」と地域食堂を思い立った。調理は地域に根ざした福祉活動をしているボランティア団体「コミュニティびすけっと」に委託した。

 メニューは三色丼、豆腐の崩し煮、サラダなどで、友達と食べた小5の松尾和磨君(11)は「うまかった」。娘3人と訪れた母親(45)は「ピーマンも食べやすいように味付けするなど細かなところまで気を使ってあっておいしい」と感想を話した。

 昼食後は世代を超えた交流の場になる。鳥栖将棋普及会のメンバー西村利治さん(68)は、将棋に慣れ親しんでもらおうと子どもたちと歩まわりを楽しんでいた。食堂は毎月第2土曜日午前11時に開店する。65歳以上200円、大人300円、小中生100円、幼児50円。問い合わせは電話0942(83)8121。

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