14期生のマッサージ店とネイルサロンが入ったチャレンジショップ=佐賀市唐人1丁目

 佐賀市唐人1丁目のチャレンジショップ「CAST」が14年目を迎えた。1店当たり4坪の中で1年経営し、経験を積みながら経営ノウハウをつかむ創業支援事業で、これまでに独立開業したうち、20店が今も営業を続けるなど成果が出ている。CASTを運営するNPOまちづくり機構ユマニテさがは「1年間の経験が廃業率の低さにもつながっている」と話す。

 チャレンジショップは佐賀市中心街の空き店舗対策としてスタート。きちんと経営できるか、意欲があるかなどを総合的に判断し、入店が決まる。家賃が月4万円と安く、卒業後に市中心街に出店すると、店舗改装費の補助が受けられる。

 これまでの13年間でチャレンジショップには39店が入り、1年間やり遂げた店は32店。そのうち、31店が開業し、現在も20店が営業を続けている。

 「初期投資が少なく、失敗してもリスクは最低限に抑えられる」とチャレンジショップの利点を話すのは、出店者のサポートを行うユマニテさがの庄野雄輔さん(39)。独立後、廃業率が低いのも特徴だ。

 昨年度入っていた13期生の3店もそれぞれ独立、開業し、本年度はマッサージ店とネイルサロンの2店が入った。来年3月までに経営ノウハウをつかみ、開業を目指す。ネイルサロンの鶴順子さん(28)は「路面店に入れるのはメリット。身だしなみの一つとして男性にも利用してほしい」。マッサージ店の納身英文さん(32)は「子連れでも気にせず施術を受けてほしい」と話す。2店とも火曜定休。

 

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