「あと少しでゴール」。最後の坂道で力を振り絞る入校生=佐賀市富士町

勢いよくスタートを切る入校生=佐賀市日の出の県警察学校

 県警察学校に4月入校した“警察官の卵”を心身ともに鍛える「耐久走」がこのほど行われた。入校生50人が苦悶の表情を浮かべながらも、佐賀市富士町の北山少年自然の家までの26キロを駆け抜けた。

 卒業して現場に出るまでの「第一の関門」とされる恒例行事。おそろいのTシャツで気持ちを一つにした入校生たちは午前8時半、県警察学校を出発し、ゴールを目指した。長く続く上り坂を、訓練で鍛えた体力と精神力で耐えた。

 1時間39分28秒の1位でゴールした土井政人さん(23)は、目標としていた歴代最高記録の更新はならなかったが、2位以下の選手を20分ほど突き放す圧巻の走りを見せた。女子1位の樋口弘華さん(19)は2時間23分52秒でゴールし、「同期が走る姿が励みになった」と汗をぬぐった。ゴール付近では教官や家族、けがで参加できなかった同期生が「あと少し。ラストファイト」と声援を送った。

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