多久市立病院と小城市民病院の統合を検討している両市は11日までに、新病院の建設候補地を5カ所に絞った。小城市内2カ所、多久市内3カ所で、コンサルタント会社による受療動向や候補地の収支予測を基に、両市長が参加する選定委員会(仮称)で本年度中の建設地決定を目指す。

 小城市の候補地は小城駅南側(三日月町)から市保健福祉センター南側(小城町)にかけての地域と、土生(はぶ)遺跡の西側一帯(三日月町)。佐賀大医学部附属病院(佐賀市鍋島)や多久市からのアクセスの良さなどを基準に、市長や副市長らで構成する経営戦略会議で決定した。

 多久市は候補地の3カ所について、20日までの定例議会中に市議との意見交換会を開き、最終決定する。

 コンサルタント会社は両市が共同で1社を選び、8月から調査を始める。年内にまとめる報告書を基に、来年1月から3月にかけて選定委員会を複数回開き、建設予定地を決める。

 新病院建設に関する国の補助は2021年3月末までの着工が条件になっている。両市の担当者は「スケジュール的には厳しいが、期限にとらわれず冷静に議論を進めていきたい」と話している。

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