「烏ん枕」100号と記念誌。伊万里市民図書館の伊万里学コーナーにあります

 「からすんまくら」という言葉を、聞いたことありますか? 伊万里ではなじみの深い言葉で「黒曜石」のことを指します。腰岳から産出され、旧石器時代には、矢じりやナイフにして使われたという、歴史ある石です。黒くてピカピカ、ガラスのように欠けたり尖ったりしています。伊万里の歴史を語る上で、なくてはならない存在です。

 さて、伊万里市郷土研究会が発行する会誌「烏ん枕(からすんまくら)」が、この度、創刊100号を迎えました。ふるさと伊万里の歴史や民俗・文化や風土を学び研究しようと、昭和34年に創立され先人の偉業や郷土の誇りを伝え続けています。

 郷土の研究には、図書館のレファレンスが不可欠です。会員の調査が、やがて研究成果へと蓄積され、重要な資料となって、さらに多くの住民に活用されていきます。

 100年後の市民へつなぐ、貴重な郷土資料。「まちの歴史と文化を未来へ」との責務を担って、図書館は将来の市民のためにも、郷土資料の収集と保存をしています。

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