開講からの歴史を映像で振り返った佐賀大学医学部40周年の式典=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 佐賀大学(宮﨑耕治学長)の医学部開講40年を祝う記念式典が10日、佐賀市内で開かれた。旧佐賀医科大学時代の校舎建設の記録映像などを上映し、医療人の育成と地域医療に貢献してきた歩みを振り返った。祝賀会には県内の医療関係者をはじめ、医学部のOB・OGら約250人が出席し、旧交を温めた。

 佐賀大学医学部は1976年に医学科の単科大学として設置され、2年後に学生を受け入れた。93年に看護学科を設置、2003年には旧佐賀大と統合した。

 式典では、40年間で医師約3200人と看護師約1400人が巣立った成果を原英夫医学部長が紹介し「本学出身者の臨床能力は高い評価を得ている」と述べた。来賓の山口祥義知事は「医学部開講のおかげで佐賀県は現在、人口10万人当たりの医師数が160人で全国12位を誇る。看護師も3位で、佐賀の医療体制は高い水準にある」と謝意を示した。

 式典では、軌跡をたどる映像を上映したほか、1988年から93年まで附属病院総合診療部で学生を指導した聖路加国際大学の福井次矢学長が講演した。

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