玄海原発の廃止を求めることなど、本年度の運動方針を決めた原水禁県協議会の総会=佐賀市の自治労会館

玄海原発の廃止を求めることなど、本年度の運動方針を決めた原水禁県協議会の総会=佐賀市の自治労会館

原水禁県協議会の総会で、決意を述べる高校生平和大使の北村菜々さん=佐賀市の自治労会館

 労働組合や社民党などでつくる原水爆禁止佐賀県協議会(徳光清孝会長)の総会が9日、佐賀市の自治労会館であり、約50人が参加した。「核と人類は共存できない」とし、核兵器廃絶に加え、再生可能エネルギーへの転換による脱原発を訴える本年度の運動方針を決めた。

 九州電力玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)が5月に営業運転に復帰し、4号機は16日にも再稼働が見込まれる中、トラブルが相次いでいることを問題視。全機の廃炉やプルサーマルの即時中止、立地自治体だけでなく原発から半径30キロ圏内の全自治体に事前了解の権利を持たせるよう求めていくことを確認した。

 徳光会長は開催が迫る米朝首脳会談に触れ「本当の意味で朝鮮半島の非核化が進めば、核廃絶へ大きな一歩を踏み出すことになる」と期待した。

 ノーベル平和賞候補にもなっている高校生平和大使の北村菜々さん(16)=写真、致遠館高2年=が「私たちは、戦争を経験した方々の話を直接聞ける最後の世代。それらを後世に伝える責任を、高校生平和大使が先陣を切って果たしていきたい」と決意を述べた。

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