求愛のジャンプをするムツゴロウ=杵島郡白石町の六角川河口

 有明海の珍魚ムツゴロウを県のシンボルにする運動を進めていた県ムツゴロウ会(代表・愛野興一郎衆院議員)が佐賀市内で役員会を開き、県民千人アンケートに基づきムツゴロウを”県魚”にすることを決定した。官民挙げた増養殖運動の展開、料理法の普及を通じて、ムツゴロウによる県のイメージアップに乗り出すことにした。

 同会は、玄界灘に面する県北部も含め全県的に県魚指定について電話アンケート調査を実施。ムツゴロウが758人の指名を受け、2位のコイ(38人)、3位のタイ(34人)に大差をつけた。この日は全会一致でムツゴロウを県魚に指定し、県の追認を求めることを決めた。

 その後、会は県に県魚指定の陳情を繰り返したが、ムツゴロウと縁遠い玄海サイドの反発もあって実現せず、「県魚ムツゴロウ」は幻に終わった。

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