華やかな衣装で、息の合った扇の舞を披露する全羅南道立国楽団=佐賀市の県立図書館南広場

 韓国の全羅南道(チョルラナムド)立国楽団による民族舞踊の披露が9日、佐賀市の佐賀県立図書館南広場のイベントステージであった。一帯で開催中の「肥前さが幕末維新博覧会」の一環。団員10人が韓国の伝統衣装をまとい、勇壮な太鼓演奏や優雅な舞を披露した。

 太鼓とかねの演奏では、ステージ上の4人が首を左右に振りながら速いリズムを刻み、会場も手拍子で応えた。女性が両手に扇を持って舞う「扇の舞」は、5人がステージ上を軽やかに移動しながら扇を一斉に閉じたり開いたりする音が響き、5人が中央に集まって円形に扇を並べる所作もあった。

 近くから訪れた中村由美子さん(66)は「これまでいろいろな踊りやコンサートを見てきたけれど、韓国の舞踊は初めて。きれいで優雅で、とても癒やされました」と話した。

 佐賀県と全羅南道が友好交流協定を結んでいることから実現した。10日午前11時からも広場で披露される予定で、国楽団のチョン・ジョンジン事務長は「国楽の神髄を堪能できる機会。ぜひお越しください」と話している。

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