九州電力は8日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)の原子炉を試験的に使用するための承認を原子力規制委員会から受けたと発表した。1次冷却水ポンプの不具合による点検、部品交換で工程が遅れたため申請を一度取り下げ、再提出していた。九電は「16日以降準備が整い次第、原子炉を起動する」としており、早ければ16日にも再稼働する。

 再稼働に向けては、原子炉の安定的な連続運転を確認するため、試験的に動かす必要がある。10日から炉内の圧力や温度を上げ始め、再稼働前の最終工程である制御棒駆動系機能検査を15日に実施する予定。当初は、5月18日から試験使用、同25日前後の再稼働を見込んでいたが、同3日にポンプの異常が判明。分解点検と部品交換作業に時間がかかった。6月に予定していた最終検査を1カ月延期し、7月の営業運転復帰を見込んでいる。

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