日本大使賞に選ばれたエスマ・ムヤチッチさん(12)の作品。はにかむような笑顔と友好を描いた

「笑顔」をテーマにした作品を見ながら、感想を書く4年生=唐津市大志小

 25年前、内戦が繰り広げられたボスニア・ヘルツェゴビナの子どもたちが「笑顔」をテーマに描いた絵画が、唐津市大志小のロビーに展示されている。5年前から始まった絵画交流で、今年も42点が届いた。

 唐津市厳木町出身でボスニアの復興を支援する伊藤登志子さん(73)らが桜の植樹活動に加え、子ども同士の交流をと絵画コンクールを実施している。民族対立による内戦が奪った笑顔を取り戻した大人や子どもたちの表情、そして日本との友好を願う作品が並ぶ。

 4年2組の児童28人は図工の時間を利用して鑑賞した。日本のアニメの主人公を描いた作品もあり、「ボスニアのことも知りたい」「どれも丁寧に描かれ、気持ちが伝わってくる」と感想を語り合っていた。

 参加校は今回、19校に増えた。また唐津市長賞、同市教育長賞が設けられるなど、地域レベルの交流に広がりつつある。岩崎一男校長は「偶然ながら本年度の学校テーマが『笑顔が輝く学校』で、笑顔の大切さをあらためて考えたい」と話し、参観日の10日は保護者や住民にも見てもらう。 (入賞作品は「子ども佐賀新聞」で紹介する)

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