武雄の「武」の字があしらわれた旗指物(左・レプリカ)も展示されている企画展「武雄軍団 秋田を駆ける」=武雄市図書館歴史資料館

 戊辰戦争で秋田藩の援軍として出兵した武雄の兵士を紹介する企画展「武雄軍団 秋田を駆ける」が武雄市図書館・歴史資料館で開かれている。7月1日まで。

 明治維新150年記念企画として4~5月にあった企画展「どーして武雄で秋田竿燈なの?」に続く企画展。内容を一部入れ替え、鍋島藩武雄領がいち早く西洋文明に目を向けるきっかけとなった「長崎警備と西洋科学技術の導入」や、戊辰戦争の内容や武雄兵士の活躍、「武雄軍団の凱旋(がいせん)」を紹介している。

 「長崎御注文方控」は武雄領主鍋島茂昌の時代の西洋の文物の取引記録で、スペンサー銃やアームストロング砲を購入したことが書かれている。武雄にモルチール砲を持ち込んだとされる長崎の西洋砲術家高島秋帆が江戸近郊で行った大演習の見分之図(レプリカ)も初公開されている。

 「旗指物『武』」は戊辰戦争で実際に使われた旗のレプリカで、「武」の字を崩してあしらい、武雄からの援軍を示している。山内町三間坂に残る「戊辰戦争記念碑」の落成時の写真は、山内からの従軍者が記念撮影したのではないかと推測される一枚だ。

 17日と7月1日は午後2時から展示解説がある。

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