旧唐津発電所(唐津市二タ子、石油火力)の撤去を巡り、九州電力は7日、10月以降に煙突と燃料タンクの解体に着手し、2020年度までに終了するスケジュールを明らかにした。タービン建屋や事務所など、敷地内の他の施設については未定で、跡地の活用方法と併せて県や唐津市と協議を継続する。

 高さ180メートルの煙突2基と燃料タンク2基を解体、撤去する。燃料タンクの撤去を19年度までに完了し、その後、煙突の解体を20年度までに終える。費用は公表していない。

 旧唐津発電所は唐津東港の一画にあり、敷地面積は約22・4万平方メートル。1967年に運転を開始し、2004年に停止した。

 九電は15年6月に発電所を廃止したが、解体・撤去は費用面などを理由に先送りしていた。九電と県、唐津市は同年10月に跡地活用や施設の安全管理に関する協定を締結し、17年11月と今年3月に協議するなど、具体的な解体・撤去工程を詰めていた。

 7日に旧発電所を視察した山口祥義県知事は「唐津城に臨み、目の前に海があって外国船も停泊する大事な土地。話し合って活用法を探っていきたい」と述べた。

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