知事賞の表彰状を受け取る戸上メタリックスの末次一也管理本部長=鹿島市の割烹清川

 画期的な製品や技術を開発した企業を表彰する「第7回佐賀県工業大賞」(県工業連合会主催)の最高賞(知事賞)に、精密板金加工メーカー戸上メタリックス(佐賀市、中山和洋社長)の「塗装ロボットと周辺機器を組み合わせたシステム」が選ばれた。時間短縮や生産性向上につながった取り組みが評価された。

 同社は建設メーカーからの受注で、重機の座席シート部品の機械加工、溶接、塗装を一括で行っている。今回、改善に着手したのは塗装工程。以前は手作業で1台に約17分かかり、肉体的な疲労が課題だった。

 塗装用ロボットを購入して、ロボットと連動した円形の回転テーブルや安全柵を自社で製作。その結果、1台の塗装にかかる時間を約56%削減した。

 5月14日に鹿島市であった表彰式で、同社の末次一也管理本部長は「名誉ある賞をいただき感謝している。“人からロボットへ”というテーマに取り組んだ成果」と喜びを語った。

 他の賞は次の通り。

 奨励賞 共立エレックス(西松浦郡有田町)▽優良賞 中村電機製作所(佐賀市)▽特別賞 大神(同)▽知事特別賞 シンエイメタルテック(神埼市)

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