百田憲由社長の話にうなづいたりメモを取ったりする参加者=佐賀市のグランデはがくれ

 九州・沖縄の公立学校を退職した校長や教頭が集う「九州地区退職女性教育管理職の会」の研修会が6、7日の両日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。百田陶園(有田町)の百田憲由社長の講演会や交流会などがあり、各県から参加した371人が親睦を深めた。

 講演会で百田社長は、衰退している有田焼の打開策として、若手や海外のデザイナーらと手を組んで立ち上げた陶磁器ブランド「1616/arita japan」が世界的なデザイン賞のテーブルウェア部門でグランプリを受賞した経緯を紹介した。「これからの有田をどう発信するか、有田や佐賀にどう貢献するかを考えて挑戦してきた。挑戦なくして未来はない」と百田社長。ヨーロッパでは女性のデザイナーが多いことにも触れ、「女性の活躍なくして日本の未来はない」と締めくくった。

 同会は30年以上前に設立し、退職後も女性の地位向上や教育支援、社会貢献に取り組む。研究会は、各県の現状や課題を出し合って学び合い、交流を深めようと毎年開いている。

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