クイズを交えて進められた唐津の幕末維新期を知る学習会=唐津市和多田の唐津五中

 唐津の幕末維新期の歴史学習会が4日、唐津市和多田の第五中(井手博司校長)で開かれた。3年生約140人が、当時最大の産炭量を誇った唐津炭田、唐津藩士24人が加わった箱館新撰組、洋学校「耐恒寮」などを通して郷土史を学んだ。

 唐津市明治維新150年事業推進室の黒田裕一係長(51)はクイズを交えて解説した。明治新政府に従い、唐津藩を守った最後の藩主・小笠原長国と、その養子で老中として徳川幕府を最後まで支え、新政府と戦った小笠原長行(ながみち)を紹介。「2人とも志を持って行動したけど、異なる道を選んだ」と激動期の唐津の難しい立ち位置を振り返った。

 関連企画展の紹介もあった。県立名護屋城博物館で「高橋是清と辰野金吾」(7月20日~8月31日)、唐津市近代図書館で「唐津藩と明治維新」(8月7日~9月21日)を開催。「夏休みに来場を」と呼び掛けた。

 学習会後、幕末の歴史が特に好きという吉原さくらさんは「知らない偉人もいた。唐津の石炭が思っていたよりも多くとれ、(蒸気船の燃料として)維新を支えていたのに驚いた。みんなも歴史の魅力を知ってほしい」と語った。

 3年生は8日に旧高取邸と維新博唐津サテライト館会場の旧唐津銀行を巡って、地元を学び、来月には佐賀市の維新博会場を訪ねる。学習会は事前学習として開かれた。

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