佐賀市久保泉町川久保の残土置き場の土中から山口県下関市の男女2人の遺体が見つかった事件で、殺人罪などに問われた被告の裁判員裁判の第3回公判が6日、佐賀地裁(吉井広幸裁判長)であった。検察側は犯行に使われたとされる重機の一部と2人が乗っていた車の損傷状況に「大きな誤差はない」とする検分結果を説明した。

 検察側は4日の冒頭陳述で、被告は油圧ショベル先端のバケットを2人が乗っていた軽乗用車の屋根に振り落とし、さらに穴まで突き落としたと主張している。この日の証拠調べで、差し押さえたバケットの底部や爪の形状と、車の屋根やドアにあった複数の損傷を比較して「大きな誤差はなかった」とする県警の実況見分調書を説明した。

 11日に開かれる第4回公判では、2人の司法解剖を担当した医師の証人尋問が予定されている。

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