小学1、2年での少人数学級の選択的導入を決め、知事に報告する杉町教育委員長(左から2人目)ら=平成16年6月7日、佐賀県庁

 児童数の上限が35人の少人数学級を、小学1、2年のクラスで導入できるようにすることを県教委が決めた。教員を複数人置く「チームティーチング(TT)」とのいずれかを各市町村教委が選ぶ形で、この翌年度から実施された。

 少人数学級は1997(平成9)年から、市民や教職員組合が県議会に誓願してきたが、財政負担が壁となっていた。また中央教育審議会の小委員会では98年、自治体の判断により可能とする制度改革案が答申されていた。

 県教委は古川康知事(当時)の要請を受け、2003(同15)年度から検討を開始。この日知事に検討結果を報告し、小学低学年に学習習慣や生活習慣を身につけさせる目的で導入を求めた。

 同様の仕組みはその後、「中一ギャップ」対策で中学1年にも拡大。2011(同23)年度には、高校では九州初の実践校として佐賀東高に導入された。県内の高校では現在、唐津青翔高や厳木高など5校で導入されている。

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