佐賀錦協議会の会員に織り方を教わり、笑顔を見せる参加者=佐賀市松原の歴史民俗館

 「手織り佐賀錦」の後継者育成を目的にした初心者講習会の開講式が5月30日、佐賀市松原の歴史民俗館旧福田家であった。23回目となる今回は19名が参加し、手織りの基礎を全10回の講習で学ぶ。

 受講者は5月に開いた1日体験会の参加者から選ばれた。開講式後は佐賀錦振興協議会の会員に助けてもらいながら、黙々と手織りを始めた。

 最初は基本の平織りや綾織りから始める。その後ひし形の文様など徐々にレベルが上がっていく。参加者の鈴木直魅さん(39)は「細かい作業が好きで佐賀錦に興味を持った。娘が成人式で着る袴を織りたい」と笑顔で話した。同協議会の松本美紀子会長(68)は「人によって色使いや表現が違うから面白い。多くの人が佐賀錦に携わってくれたら」と期待していた。

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