清水の滝ライトアップ(清水竹灯り)事業を巡る小城市商工観光課元課長=退職=の不適切な会計処理問題で、実行委員会は4日、会合を開き、使途が不明な約490万円分の領収書の存在を確認し、14日に対応を再協議する方針を決めた。備品として購入され、所在が分からなかった家電製品3点(計10万円相当)が5月末に元課長から返却されたことも報告された。

 会合は冒頭を除き非公開で、2012年度から16年度まで、実行委員として関わった市や観光協会の職員ら約20人が、市の説明を聞きながら年度ごとの領収書をチェックした。元課長は出席しなかった。

 参加した関係者からは「なぜ元課長に直接、確認しないのか」「本来は市が精査すべきで、不明瞭な領収書を巡る責任を、会計基準も設けていない実行委に押しつけている」などと批判する声が上がったという。

 元課長が返却した家電は、約7万円相当のアウトドア用動画カメラのほか、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤー。謝罪の手紙とともに宅配便で市役所に届いたという。関係者の一人は私的な流用を疑い、「使途不明の領収書を含め、警察に委ねない限り真相は分からない」と指摘した。

 実行委の会長を兼務している江里口秀次市長は「(領収書の)グレーな部分を明らかにして、何らかの対応を打ち出したい」と話している。

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