セリに参加する市民/セリに参加する市民

 佐賀球場(佐賀市本庄町)で使われていた備品のオークションが、同球場前であった。スコアボードの高校名板やホームベース、球場の土に至るまで球児の思い出が詰まった約350点が売りに出され、次々と落札された。

 オークションは佐賀市が企画。最低価格100円から始まり、計71件約300点が落札され、10万200円を売り上げた。最高値は球場門扉の銘板で2万5千円。7月にも開かれた。

 同球場は1959(昭和34)年にオープン。当時は市内唯一の球場だったが、佐賀ブルースタジアム(97年)、みどりの森県営球場(99年)などのオープンに加え、老朽化を理由に98(平成10)年ごろから閉鎖が検討された。球場確保が難しくなるとして、存続を求める嘆願書提出や、廃止議案を市議会が否決するといった動きもあり、「感謝の集い」なども開かれた。

 球場跡地には2013(同25)年、佐賀女子高佐賀校舎が移転新築した。若者の学びや鍛錬の場であることは、今も変わらない。(新元号まであと330日)

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