ボート男子シングルスカル決勝 兄銀次に視線を送りながらトップでゴールする唐津工の畑津伝蔵=唐津市松浦川ボートハウス

■弟が初めて制す

 松浦川の1キロのコースで開かれたボートの男子シングルスカルは、唐津工1年の畑津伝蔵が同2年の兄銀次に0・7秒差で競り勝った。「兄弟で1、2位を」の約束を果たしたレースは、弟が兄に初めて勝ったレースにもなった。

 5人で争った決勝は、畑津兄弟と早稲田佐賀の3選手が激しく競り合う展開に。4レーンの伝蔵と1レーンの銀次は、残り100メートル付近で視線を合わせ、「2人で抑えるぞ」。ワンツーフィニッシュを決め、伝蔵は「トゥオー」と雄叫びを上げた。

 競技を始めた唐津第一中時代に、2人とも全国大会6位の経験がある。「また全国で決勝に出たい」と伝蔵。この日はダブルスカルにも兄弟で出場し、右利きの銀次と左利きの伝蔵が再び力を合わせ、優勝を飾った。

 【男子】シングルスカル (1)畑津伝蔵(唐津工)4分18秒1(2)畑津銀次(同)4分18秒8(3)籏谷晃平(早稲田佐賀)4分22秒7▽ダブルスカル (1)畑津銀・畑津伝(唐津工)4分10秒7(2)籏谷・名倉(早稲田佐賀)4分17秒9(3)石井・對馬(唐津東)4分49秒7

 【女子】シングルスカル (1)隈本侑里(唐津東)4分42秒6(2)田中鈴香(同)4分54秒4(3)北村莉子(同)4分55秒0▽ダブルスカル (1)北村・田中(唐津東)4分34秒2(2)隈本・灰塚(同)4分43秒1(3)尾崎・桑原(唐津商)5分6秒8

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