卓球女子団体決勝リーグ・敬徳-佐賀商 ダブルスを制し、初優勝を決めた敬徳の山本みなみ(左)・岩下華菜組=唐津市文化体育館

 卓球女子に新風が吹いた。敬徳が、3連覇を狙う佐賀商に3-0のストレート勝ちを収め、初の栄冠をたぐり寄せた。寄谷大輔監督は「挑戦者として、持っている力を出し切ってくれた」とねぎらい、部員9人とがっちり握手を交わした。

 優勝をかけた決勝リーグの佐賀商戦。第1シングルスとダブルスで躍動した山本みなみら力のある下級生が実力を存分に発揮した。第1シングルスの山本は2セット先取される展開にも慌てず、「レシーブの回転を変えることで相手のミスを誘うことができた」。勝負どころで力強いドライブショットも決まり、大逆転でリーチをかけた。

 小学時代から福岡県の同じクラブで切磋琢磨(せっさたくま)してきた岩下華菜とのダブルスでも、最初のゲームで11-0で圧倒。絶妙なコンビネーションを披露した。

 2007年を最後に出場が途絶えていたが、県内トップレベルの男子を率いていた寄谷監督の就任が転機となった。指導を希望する選手が次々と加入。山本、岩下は中学時代、北九州で1、2位を争う実力者だった。10年ぶりに出場した昨年、佐賀商に1-3で敗れ優勝を逃したが、豊富な練習量で急成長を遂げた。空白の時を経て、総体復帰2年目で一気に頂点に上り詰めた。「技術面で差はあると思うが、佐賀の代表として粘り強さを見せつけたい」と山本。全国のひのき舞台でさらなる高みを目指す。

 

 【女子】決勝リーグ続き 敬徳3-0佐賀商、佐賀北3-2鳥栖 ▽順位 (1)敬徳3勝(2)佐賀商2勝1敗(3)佐賀北1勝2敗(4)鳥栖3敗

(敬徳は初優勝)

 ▽個人ダブルス準々決勝 石橋・杉原(敬徳)3-1松尾・大藪(佐賀商)、河津・諸石(敬徳)3-1大久保・江頭(清和)、牟田・松永(佐賀北)3-0坂本・江頭(佐賀商)、山本・岩下(敬徳)3-0小林・内田(佐賀商) ▽同準決勝 石橋・杉原3-1河津・諸石、山本・岩下3-0牟田・松永

 ▽決勝

石橋愛理 3 11-4 1 山本みなみ
杉原 黎   11-13  岩下華菜
       11-8
       11-7

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