寒水のガラガラを手にする城島正樹さん=みやき町の風の館

 みやき町の風の館で「寒水(しょうず)のガラガラと佐賀の郷土玩具展」が開かれている。同町で作られていた寒水のガラガラや白石皿山人形をはじめ、弓野人形(武雄市)やのごみ人形(鹿島市)など県内の郷土玩具約20種50点が展示されている。11日まで。

 寒水のガラガラは、800年以上前から同町の寒水地区周辺で作られていた。猿をかたどったものが有名で、玄関に下げて魔よけを祈り田に埋めて豊作を願っていたといわれる。

 佐賀一品堂(佐賀市)の城島正樹さん(31)は昨年、儒学者草場佩川(1787~1867年)の「婆心帖(ばしんちょう)」などを参考に寒水のガラガラを復刻した。

 会場には当時のガラガラと復刻されたものを展示。今は作られていない杵島山一刀彫(武雄市)や、川上きじ車(佐賀市、レプリカ)など珍しい品も並ぶ。

 城島さんは「実際の色合いなど不明な点も多い。地元の人に見てもらうことで、より当時のものに近づけるヒントをもらえたら」と話す。5日は休館。問い合わせは佐賀一品堂、電話070(5276)2797まで。

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