小雨の降る中、開通したばかりの徐福サイクルロードを走る人たち=平成3年6月3日

 県が佐賀環状自転車道の一部として旧国鉄佐賀線跡地に整備を進めていた道路が完成し、諸富町為重(現・佐賀市)の諸富駅舎跡近くで開通式があった。同町に上陸伝説が残る古代・秦の徐福にちなみ、「徐福サイクルロード」という愛称が付けられた。

 佐賀線は佐賀駅から昇開橋で筑後川を越え、瀬高駅(現・福岡県みやま市)までを結ぶ鉄道路線。1935(昭和10)年までに全線が開通し、国鉄分割直営化直前の87(昭和62)年に廃止された。徐福サイクルロードはその跡地のうち、北川副町木原から諸富町石塚までの約4・8キロ。88年から整備を始め、総事業費約6億円をかけた。

 直線で起伏の少ない自転車歩行者専用道路のため、サイクリングやウオーキング、ジョギングなどの場として現在も地域住民の健康づくりに生かされている。また道沿いの桜並木が咲き誇る春には、さくら祭りも開かれるなど、憩いの場としても利用されている。  

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