「佐賀大豆さいこう運動」推進研修大会が5月中旬、小城市で開かれた。生産者やJA、行政の関係者らが集まり、良質な大豆の安定供給に向け、産地が一丸となって取り組む決意を新たにした。

 大豆は佐賀の水田農業の基幹作物。10アール当たり収量(反収)は200キロ超えが続き、2008~11年産は4年連続で全国首位だったが、ここ数年は不作が続いている。

 17年産の県平均反収は185キロ。7月上、中旬の天候に恵まれて播種(はしゅ)は順調に行われたものの、9月以降は台風や日照不足の影響で小粒傾向になった。148キロまで落ち込んだ前年実績は上回り、全国2位となったものの、6年連続で平年値を下回っている。

 JAさがの大島信之組合長は「良質な大豆の安定生産に努め、実需者に選ばれ、信頼される産地を目指していきたい」とあいさつ。大会では排水対策の確実な実施や適期播種など、安定多収生産に向けた本年度の基本方針を確認した。

 大豆生産技術の向上などを目的とした、県豆類経営改善共励会の表彰式も行われ、「経営の部」の最優秀賞に大島仁さん(佐城)、「集団の部」の最優秀賞には沖清集落営農組合(白石)が選ばれた。

 他の受賞者は次の通り(敬称略、かっこ内は地区名)。

 【経営の部】優秀賞 片渕岸男(白石)角行男(みどり)東島嘉守(同)▽優良賞 光吉恒(神埼)片渕純孝(白石)

 【集団の部】優秀賞 東上集落営農組合(白石)坊所営農組合(東部)▽優良賞 小野原・潮見集落営農組合(みどり)六ヶ里集落営農組合(白石)よこた営農組合(神埼)

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