女子団体決勝・多久-佐賀女子 多久の田中果帆が第2シングルスを制し、優勝を決める=佐賀市の旭学園体育館

女子団体決勝を制し、涙を浮かべながら応援席にあいさつする多久の選手たち=佐賀市の旭学園体育館

バドミントン男子団体決勝・唐津南-武雄 第1ダブルス、連覇を懸けて圧倒的な強さを見せた唐津南の渡邉悠基(奥)・山野邉洋輝組=江北町の交流センターネイブル

 半世紀近く栄冠を手にしてきた絶対女王を破り、新たな歴史を刻んだ。バドミントン女子団体は、部員6人の少数精鋭チーム・多久が46連覇を狙った佐賀女子を3-1で下して初優勝。シングルスのエース対決を制した2年の田中果帆は「素直にうれしい」と、両手を突き上げて喜びを爆発させた。

 想定通りの滑り出しだった。春季ダブルスを制した江里口梨奈・玲奈組の姉妹と、田中・福島由香組が勝ち、優勝まであと一つとなった。

 続けてシングルスに臨んだ田中は全国選抜に出場した芳賀愛美と激突。抜きつ抜かれつの接戦となったが、要所で前後に揺さぶって得点を重ね、2-0で振り切った。

 多久にはバドミントン部がなく、愛好会として活動している。社会体育で指導している山下大介監督に小学生の時から教わってきた江里口梨が入学時に「高校でも指導してほしい」と懇願。現3年生3人で活動を始め、力を高めてきた。

 翌年には九州大会で優勝経験のある妹の玲奈や田中らが加入。昨年の総体から団体戦にも出られるようになり、秋の新人大会で初めて佐賀女子を破った。

 目標だったインターハイ出場をかなえた主将の江里口梨は「今年こそみんなと出たかった。優勝できて良かった」と最高の笑顔を輝かせた。

 

 男子団体で11連覇を飾った唐津南の渡邉悠基主将 プレッシャーもあったが、連覇できてほっとしている。あすの個人戦に向けていい試合ができた。

 【男子】団体1回戦 塩田工3-2唐津青翔、唐津商3-0佐賀東▽同2回戦 唐津南3-0塩田工、鳥栖3-0三養基、小城3-2嬉野・嬉野新、唐津西3-0神埼清明、龍谷3-2唐津東、唐津工3-1佐賀北、佐賀工3-0佐賀西、武雄3-0唐津商▽同準々決勝 唐津南3-0鳥栖、唐津西3-2小城、唐津工3-2龍谷、武雄3-2佐賀工▽同準決勝 唐津南3-0唐津西、武雄3-0唐津工

 ▽同決勝

唐津南 3-0 武雄

(唐津南は11年連続16度目)

 【女子】団体1回戦 嬉野・嬉野新3-1龍谷▽同2回戦 多久3-0嬉野・嬉野新、佐賀東3-2小城、唐津東3-1佐賀西、唐津南3-0三養基、唐津商3-0唐津青翔、武雄3-0唐津西、神埼清明3-2佐賀北、佐賀女子3-0鳥栖▽同準々決勝 多久3-0佐賀東、唐津南3-1唐津東、武雄3-0唐津商、佐賀女子3-0神埼清明▽同準決勝 多久3-0唐津南、佐賀女子3-0武雄

 ▽同決勝

多久  3-1 佐賀女子

(多久は初優勝)

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