武雄市は10月から、転入者を対象に奨学金の返済を支援する制度を始める。月額1万円を上限に、最大36カ月間助成する。定住促進策の一環で、佐賀県内の自治体では初の取り組みになる。市は制度の周知を図り、Uターン就職などにつなげたい考えを示している。

 助成対象は今年10月以降の転入者と、2015年10月から18年9月までの転入者。武雄市に住民票を残したまま進学した人も含む。18年9月までの転入者には年間給与額や同一世帯収入額の規定もあり、転入日によって助成期間が12~30カ月と異なる。

 応募条件は申請した年度末の時点で30歳未満の人。正規雇用者、起業者、1次産業従事者で、公務員は除いている。奨学金は高校卒業以降のもので日本学生支援機構など。教育ローンは含まない。返済月額の2分の1(上限1万円)を、年度末締めで一括助成する。他の助成制度とは併用できない。9月3日から応募を受け付ける。15人程度の助成を考えている。

 市教育総務課は「保護者や企業などに知ってもらい、就職地や居住地として武雄市を考えてもらえれば」と話す。問い合わせは同課、電話0954(23)5170。(小野靖久)

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