佐賀県は31日、6月7日開会の定例県議会に提案する一般会計補正予算案など議案9件、報告事項3件を発表した。一般会計は37億9920万円増額し、補正後の総額は前年同期比0・6%増の4406億4620万円になる。2020年度の導入を目指す県防災ヘリの拠点整備などに向けた事業費を盛り込んだ。

 防災ヘリ関連では、佐賀空港の拠点施設の基本設計や実施設計に6269万円。これらと機体の発注を合わせ、あらかじめ予算に示す債務負担行為として23億5621万円を設定した。

 B型、C型肝炎ウイルスによる肝がんと重度肝硬変患者の医療費負担軽減を図る事業費には1811万円、地域の薬局が住民の健康づくりをアドバイスする事業には600万円を計上する。スマートフォンのアプリを利用し、モデル市町で子どもの預かりサービスの利活用を促す検証事業に763万円を盛り込む。

 唐津市に3カ所あるハウスミカンなどの選果施設を1カ所に集約し、最新鋭の選果機を導入する事業の支援には9億4358万円。大規模災害に備え、避難で使用する道路の沿道建築物の耐震化を図る事業に3317万円を計上する。

 国の地方創生交付金事業の採択が増えたことなどから全体を調整し、財政調整積立金1億7千万円の取り崩しを取りやめた。これで財政調整用の基金残高は年度末見込みで82億2596万円になる。

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