採用や人材育成の在り方を助言した益山氏=佐賀市のアバンセ

 人手不足が深刻化する中、採用や人事評価の在り方を考えるセミナー(ジョブカフェSAGA主催)が24日、佐賀市のアバンセで開かれた。東京都の人材開発コンサルタント「キャリアバンク」の益山健一取締役(48)がこれまでのやり方に固執せず、柔軟で多様な選考に取り組むよう助言した。

 益山氏は、待遇や国籍、年齢、性的指向など多様な価値観を受け入れることで、人員確保や市場開拓に結びついた先進例を紹介。会員制交流サイトで人材を探し、企業側が直接呼び掛ける「ダイレクトリクルーティング」など新たな採用方法についても説明した。

 人事評価制度に関しては「評価基準が曖昧なままだと、やる気を失って離職が多発する」と警告。1人の人事考課者が管理できる人数は4人が限界とし、具体的に評価できるよう普段からメモを取る重要性を強調した。

 「部下が優れた仕事をした時は必ず書きとめ、すぐに褒めてほしい。成功確率が低い業務はプロセスを区切って助言し、成果を出しやすくなるようにして」と呼び掛けた。

このエントリーをはてなブックマークに追加