佐賀銀行(佐賀市、坂井秀明頭取)は今夏から、県内4出張所で1時間の昼休みを導入すると発表した。平日の午前11時半から午後0時半まで窓口業務を休止する。九州の地方銀行では昨秋から肥後銀行(熊本県)が実施しているが、県内では珍しいという。

 2016年の銀行法施行規則改正に伴う措置で、午前9時~午後3時と定めていた営業時間を弾力的に運用できるようになった。人件コストを節減し、採算が取りづらい地域でも店舗を残す取り組みとして注目されている。

 昼休みは久保田出張所(佐賀市久保田町)と千代田町出張所(神埼市千代田町)は7月2日から、統合・新築移転される犬井道出張所・東与賀出張所(佐賀市川副町)は8月6日から導入する。

 現金自動預払機(ATM)はこれまで通り営業する。

 県内14出張所の中で今回の4出張所を選んだ理由について、坂井頭取は行員5、6人と小規模だったことを挙げ「来店客数が少なく、近くに支店があるから」と説明する。

 「交代で昼食を急いで食べなくて済み、従業員満足度(ES)の向上につながる。支障がなければ他の出張所にも広げたい」と語った。

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