「人権の花」運動の花苗を受け取る子どもたち=佐賀市の嘉瀬小学校

 花の栽培を通じて子どもたちの思いやりの心を育てる「人権の花」の贈呈式が30日、佐賀市の嘉瀬小学校(江口浩文校長、215人)であった。漫画家の故やなせたかしさんがデザインした人権イメージキャラクター「人KENまもるくん・あゆみちゃん」らが訪れ、サルビアやマリーゴールドなどの苗90本を贈った。

 「人権の花」運動は、子どもたちが協力して花を育てることで、命の尊さを実感してもらう狙い。佐賀市と佐賀・武雄人権啓発活動地域ネットワーク協議会が主催し、1982年度から花の苗を贈っている。

 贈呈式では、佐賀人権擁護委員協議会の松隈俊久会長が「花は人の心が分かる。みんなが和気あいあいと育てると美しい花を咲かせるし、けんかをすると元気をなくしてしまう」と語りかけた。児童を代表して、3年生の田中由宇さん(8)と松永リオさん(8)が「友達と協力しながら心を込めて育てます。学校が花いっぱいになるのが楽しみです」とお礼の言葉を述べた。 受け取った苗は3年生42人が花壇に運び、ていねいに植え込んだ上でたっぷりと水をやっていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加