参加者と茶席を楽しむ表千家の千宗旦前家元(左)=唐津市南城内の旧大島邸

 茶道表千家の全国組織「而妙(じみょう)会」の第38回全国大会が30日、唐津市南城内の旧大島邸をメーン会場に開かれた。千宗旦(十四代而妙斎)前家元と千宗左(十五代猶有斎)家元を迎え、全国の実業家や文化人ら知名士約110人が広間で茶をいただき、心を通わせた。

 表千家はわび茶の祖・千利休の嫡流で、而妙会は十四代家元を囲む集まり。年1回の総会を京都、大阪、東京、福岡で持ち回りで開催し、今回は福岡而妙会が担当した。表千家同門会佐賀県支部(中尾清一郎支部長)が中心となり、唐津市での開催を受け入れた。

 今年2月に前家元の長男猶有斎宗匠が家元となり、代々受け継がれている「宗左」を襲名したばかり。茶道具をめで、一服した参加者は「茶の湯と縁の深い唐津で、唐津焼の茶わんで二代の家元とお茶をいただき大変感激した」と話した。

 一行は旧大島邸で濃茶、唐津シーサイドホテルで薄茶の茶席を楽しみ、唐津城と曳山展示場を見学した。31日は豊臣秀吉が茶会を催した名護屋城跡を訪ねる。

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