熊本県西原村で活動する日本レスキュー協会のセラピードック(3月)

 災害救助犬やセラピードッグの育成や派遣などに取り組む認定NPO法人日本レスキュー協会(吉永和正理事長・兵庫県)が6月1日、佐賀市に佐賀県支部を設立する。病院などでストレス緩和や精神的な支えになる「セラピードッグ」や災害救助犬の育成に加え、活動の場づくりを進める。

 佐賀県が地域活性化を目的に、各分野で活躍するCSO(市民社会組織)を誘致する取り組みで、今回で7団体目。

 日本レスキュー協会は1995年、阪神淡路大震災を機に発足。災害救助犬(レスキュードッグ)やセラピードッグの育成と派遣、動物愛護活動などを柱に据える。職員11人、賛助会員や法人会員を含め活動を支える会員は4500人を数える。事務所は兵庫、奈良に続き3カ所目となる。

 2016年から、東日本大震災の被災地を支援する「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」に参加し、県内の団体と情報交換を続けてきた。佐賀県には既に多様なCSOが進出し、行政と連携した事業を展開していることなどから、支部開設が実現した。

 佐賀県支部の設立に関わってきた岡武さん(41)=佐賀市出身=は「行政と連携しながら佐賀県の防災力向上に取り組みたい」と話す。

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