高田松原があった場所に松の苗木を植える植樹参加者たち。写真は昨年の様子=岩手県陸前高田市

先輩が育てた苗を、高田松原に植樹しに行く松露プロジェクトのリーダーの藤川天さん(左)と瀧浪零可さん=唐津市の唐津南高

 唐津市の虹の松原から育った松の苗が6月、岩手県陸前高田市の高田松原に植えられる。7年前、唐津南高の生徒が、東日本大震災で壊滅した高田松原の再生に協力したいと苗木栽培を始め、今年ようやく実現する。唐津の松が被災地で根を張り、復興の景色をつくる。

 国指定名勝にも選ばれていた高田松原は、約7万本のクロマツやアカマツが茂っていた。しかし2011年の津波で、奇跡の1本松を残し全てが流された。

 立ち上がったのは、南高で虹の松原の保全などの活動をする「松露プロジェクト」の当時の生徒たち。松の苗木を送ろうと、現地への植樹を打診した。しかし震災直後ということもあり、「まだ植樹する余裕がない」と断られてしまった。以降、計画は中断したまま。松の苗は校舎の片隅で育てられてきた。

 再び計画が動き出したのは今年3月。陸前高田市で松原再生に取り組むNPO法人「高田松原を守る会」が、同じ松原の保全に取り組む団体として同校を植樹に招待した。「先輩たちが育てた苗も植えたい」。生徒たちの申し出に許可が下り、7年前から育てていた苗が植樹されることになった。

 高田松原を守る会の鈴木善久会長(73)は「生徒たちに会えるのを楽しみにしている。力を貸してもらえてありがたい。これを機に交流を深めたい」と喜ぶ。

 6月3日に現地で植樹する唐津南高の藤川天さん(17)も「先輩たちがつないでくれた松を植えることができてうれしい。大きく育って、地域のシンボルになってほしい」と話した。( 唐津市の虹の松原から育った松の苗が6月、岩手県陸前高田市の高田松原に植えられる。7年前、唐津南高の生徒が、東日本大震災で壊滅した高田松原の再生に協力したいと苗木栽培を始め、今年ようやく実現する。唐津の松が被災地で根を張り、復興の景色をつくる。

 国指定名勝にも選ばれていた高田松原は、約7万本のクロマツやアカマツが茂っていた。しかし2011年の津波で、奇跡の1本松を残し全てが流された。

 立ち上がったのは、南高で虹の松原の保全などの活動をする「松露プロジェクト」の当時の生徒たち。松の苗木を送ろうと、現地への植樹を打診した。しかし震災直後ということもあり、「まだ植樹する余裕がない」と断られてしまった。以降、計画は中断したまま。松の苗は校舎の片隅で育てられてきた。

 再び計画が動き出したのは今年3月。陸前高田市で松原再生に取り組むNPO法人「高田松原を守る会」が、同じ松原の保全に取り組む団体として同校を植樹に招待した。「先輩たちが育てた苗も植えたい」。生徒たちの申し出に許可が下り、7年前から育てていた苗が植樹されることになった。

 高田松原を守る会の鈴木善久会長(73)は「生徒たちに会えるのを楽しみにしている。力を貸してもらえてありがたい。これを機に交流を深めたい」と喜ぶ。

 6月3日に現地で植樹する唐津南高の藤川天さん(17)も「先輩たちがつないでくれた松を植えることができてうれしい。大きく育って、地域のシンボルになってほしい」と話した。

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