就職に向けた心構えを説くさが若者サポートステーションの松尾雅章氏=佐賀市白山の市青少年センター

 佐賀県武雄市のNPO法人「スチューデント・サポート・フェイス」(谷口仁史代表理事)が、仕事や求職に行き詰まった若者の支援に取り組んでいる。4日間のグループワークなどで意欲を取り戻してもらい、3カ月以内の内定を目指す。これまで10~40代の13人が受講し、10人の就職が決まるなど成果が出ている。

 特徴の一つは、リクルートホールディングス(東京都)がこれまで蓄積したノウハウを基に考案されたプログラム「ホンキの就職」で支援する点だ。学生時代とは異なり就職活動を共に取り組む友人が少ない背景を踏まえ、立場が近い参加者同士が協力し合うことに重点を置く。

 昨年10月と今年1月に続き、佐賀市青少年センターで3回目となる研修が28日に開催された。20~30代の6人がグループごとにコピー用紙を積み上げるゲームに挑戦。「計画」「行動」「課題発見」を繰り返しながら目標を達成するプロセスを学んだ。ワークシートを使って自己分析を深め、参加者同士が意見交換した。31日、6月4日、同7日にも面接練習などを行う。

 講師を務めた佐賀市のさが若者サポートステーションキャリアコンサルタントの松尾雅章氏は「これまでの仕事で人間関係につまずき、次も失敗するのではと不安な人は多いだろう。ここで出会った仲間とともに考えて行動する力を身につけ、履歴書提出や採用試験に前向きに取り組んでほしい」と狙いを語る。

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