孤立させない仕組み作りの必要性を訴える中島さん=嬉野市文化センター

 予期せぬ妊娠によって、相談できずに孤立する女性の実態などを考える講演会が26日、嬉野市文化センターであった。思いがけない妊娠に悩む女性の相談支援などを行う「にんしんSOS東京」の代表理事、中島かおりさんが講演。相談事例などを紹介しながら、妊娠した際に孤立させない仕組みの必要性を訴えた。

 中島さんは、児童虐待死の約6割が0歳児で、このうち82%が生まれたその日になくなっていると指摘。その上で、出産後の支援が必要な「特定妊婦」などを例に挙げ、「妊娠したかもという段階からつながる仕組みが必要」と訴えた。

 にんしんSOS東京は、ツイッターや無料通信アプリLINE(ライン)などのSNSで24時間365日相談を受け付けている。2015年12月の発足以降、これまで1236件の相談が寄せられたという。

 講演会は、嬉野市女性・子ども・家庭支援センターと、嬉野市男女共同参画をすすめる市民の会が主催した。

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