地域の実情を把握するため、ヒアリング調査の実施を決めた「佐賀市水対策市民会議」=佐賀市の佐賀商工ビル

 佐賀市の「川を愛する週間」の清掃奉仕活動の担い手が減少している問題で、市水対策市民会議(川上義幸会長)は6月から、改善の手だてを探る聞き取り調査を各校区で実施する。河川清掃に参加しているメンバーや年齢構成の変化をはじめ、地元企業への呼び掛けの有無などを調べ、今後の対策につなげる。

 各地域の代表ら約40人が出席した28日の会合で決定した。ヒアリングは6月初旬から7月中旬にかけて32校区ごとに実施する。項目は高齢化の進み具合や人口の変化、住民への呼び掛け方法などで、8月に開く次回会合で課題を整理する。

 会合では、昨年9月に企業や高校・大学を対象にしたアンケートの結果も報告された。社会貢献活動に取り組んでいない企業でも「関心がある」と答えた企業が9割近くを占めたものの、取り組まない理由として「やり方がわからない」「機会がなかった」とする企業が目立った。委員からは「地元企業に呼び掛けたら若い人が参加してくれ、地域交流の場になっている」という意見が出ていた。

 川を愛する週間は毎年春と秋に実施している。2012年には春と秋合わせて10万3千人が参加したが、昨年は8万5千人弱に落ち込んだ。

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