九州電力は28日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)の原子炉を試験的に使用する申請書を、原子力規制委員会に再提出した。1次冷却水を循環させるポンプの不具合による点検、部品交換で再稼働の準備工程に遅れが出たため、一度出した申請書を取り下げていた。試験使用開始を6月10日に変更、使用開始から再稼働までに1週間程度かかることから、同17日前後の再稼働となる。

 再稼働に向けては、原子炉の安定的な連続運転を確認するため、試験的に原発を動かす必要がある。試験使用が承認されれば、6月10日から原子炉内の温度や圧力を上げる作業を始める。

 使用前検査を受ける希望日を記した申請書も変更した。6月に見込んでいた最終検査(五号検査)を1カ月繰り延べし、7月の営業運転復帰を見込んでいる。

 当初予定では、5月18日から試験使用を実施、同25日前後の再稼働を見込んでいたが、同3日にポンプの異常が判明。分解点検と部品交換作業が23日までかかった。

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