名尾和紙をちぎってうちわを作る子どもたち=佐賀市大和町名尾の工房

 300年の伝統を持つ「名尾和紙」の工房「名尾手すき和紙」は26、27の両日、佐賀市大和町の工房で「名尾の谷祭り」を開いた。工房の一般開放は7年ぶり。家族連れが和紙を使ったうちわ作りや紙すき体験で、和紙に親しんだ。

 うちわ作りでは、子どもたちが、色や柄の異なる42種類の和紙から好きな柄を選んでちぎり、のりで貼って自分だけのうちわを完成させた。

 佐賀市の赤松小3年夏秋咲南さん(8)は「青色が好きで、きれいな色をイメージして作った。破るのは難しかったけど、貼るのは面白かった。夏に使いたいです」とうちわを気に入った様子だった。

 イベントでは、紙すき体験のほか、干し柿アイスや丸ぼうろの販売など出店もあり、にぎわった。

 同工房の谷口弦さん(27)は「実際に触ってもらうことで、和紙の手触りや特性を感じてもらえたらうれしい」と話した。

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