サツマイモの苗を植え付ける親子=佐賀市巨瀬町の圃場

 親子で有機農業を体験する教室「ほんなもんぼ体験学校」の本年度の講座が27日、佐賀市で開講した。約40人の親子が参加し、同市巨瀬町の圃場で早速、サツマイモとサトイモの苗を植え付けて農業の楽しさを体験した。

 「ほんなもんぼ」は佐賀弁で「本物だよ」という意味。農薬や化学肥料を使わない有機農業を推進する市の委託を受け、循環型社会を目指すNPO「元気・勇気・活気の会」が開いた。本年度は県内外から21世帯約60人が応募している。

 子どもたちは会員から「サツマイモの苗は横に倒して植えて」「水が上がってくるように、かぶせた土はしっかり押さえて」などと教わりながら、会員の畑のうち約400平方メートルに苗を植えた。

 市内から参加した前田綾さん(38)は「作物の育つ過程や食べ物のありがたさを子どもに教えたくて参加した。畑を借りるのはまだハードルが高いので、こういう催しは助かる」と笑みをこぼした。長女の遥香ちゃん(5)は「6月の田植えが楽しみ」と目を輝かせた。

 講座は11月の収穫まで6回を予定している。

このエントリーをはてなブックマークに追加