山下徳夫政界引退会見

 県政界の長老で元厚相の山下徳夫氏=当時(80)、自民・比例九州ブロック=が県庁で記者会見し、6月に迫っていた衆院選に立候補せず、政界から引退することを表明した。「衆院在職30年と80歳を節目に次の世代の台頭を期待する」と述べ、半世紀以上にわたる政治家としての歩みに終止符を打った。

 山下氏は、竹下登元首相や村山富市元首相など長老議員が相次いで引退表明したことを「一つの時代の流れ」とし、「私がやめることで県政の新陳代謝がはかられる」と述べた。自民党では衆院比例代表に「73歳定年制」を導入するなど若返りを求める機運が高まっていた。

 山下氏は昭和22(1947)年、27歳で佐賀県議に初当選し、35歳で全国最年少(当時)の議長に就任。69年の衆院選で初当選して以来、連続10期当選し、運輸相、内閣官房長官などを歴任した。平成26(2014)年1月1日に94歳で死去。地元の伊万里市では名誉市民条例に基づき、市葬が無宗教の形で行われた。(新元号まであと337日)

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