火起こしをする子どもたち=神埼市群の吉野ケ里歴史公園

 弥生時代の環濠集落を復元した吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で26、27の両日、竪穴住居の宿泊体験が開かれた。16組43人の家族連れが貫頭衣姿で、弥生人の生活を体感した。

 初日はなたで竹を割って器や箸作りに取り組んだ。参加者は慣れない小刀を手に、箸の形を整えるのに熱中していた。

 この日の夕飯は、鶏肉のくん製と豚汁、白米と赤米のブレンド米。夕食作りでは、大人が30センチほどの穴を掘って支脚を設置、古代米といわれる赤米と水を入れた土器をのせた。子どもたちは火おこしに挑戦。火種ができると、歓声を上げて喜んだ。

 本田錦暉さん(13)=福岡県春日市=は「竪穴住居は思ったより涼しく、夏も快適に過ごせたのかなと、弥生人の知恵を学べた」と話した。

 宿泊体験は毎年春、秋に開いている人気行事。今回は県内外から132人から応募があり、参加者は全員県外だった。 

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