完成した家には40人以上が入ることができた

棒状に丸めた新聞紙をガムテープで留め、壁を作る児童ら=佐賀市の開成小

 西九州大子ども学科の学生たちが26日、子どもたちと新聞紙を使った家づくりに挑戦する講座を佐賀市の開成小で開いた。児童約40人と学生が、壁の組み立てや飾り作りに熱中して取り組んだ。

 講座は、学生が年間通して学内外で実施する「子どもミュージアム」の一環。赤星まゆみ教授のゼミを受けている3~4年生17人が開いた。

 児童たちは学生から助言を受けながら、学生たちが事前に準備した大小400本の棒をガムテープで留め、壁になるパーツを組み立てた。

 テントのような家が出来上がると、児童らは壁に好きなキャラクターや絵を描いた模造紙を貼ったり、紙の花を飾ったりと思い思いに装飾を楽しんだ。

 完成後、動物が次々と大きな手袋に入っていくウクライナ民話「てぶくろ」の朗読に合わせて、動物にふんした児童たちが順番に家の中に入ると、「意外に入るね」と口々に感想を述べていた。

 「もったいないという意識が働くけれど壊すところまでが今回の活動。いろいろなものを発散してほしい」と話す赤星教授。写真撮影を終え、学生が「壊していい」と合図すると同時に、男子児童を中心に壁に突進し、あっという間に家はばらばらになった。

 参加した木下つばささん(9)は「新聞紙の棒を斜めにずれないように留めるのが難しかった。こんなに大きい家ができるとは思わなかった。自分の家ではできない遊びなので楽しかった」と話した。

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