AIDS文化フォーラムで、エイズ予防について語り合うパネリスト。左から古川潤哉さん、吉沢明歩さん、高濱宗一郎さん、青木洋介さん=佐賀市の佐賀大鍋島キャンパス

 エイズや性的少数者(セクシャルマイノリティー)について考える「第4回AIDS文化フォーラムin佐賀」が26日、佐賀大学鍋島キャンパスで始まった。トークセッションではAV女優や医師ら3人がエイズウイルス(HIV)感染者は一定数いることを踏まえ、「エイズは身近な問題」として予防や保健所での無料検査に取り組むよう呼び掛けた。

 5年ぶりに復活した「医大祭」で開催し、学生ら約300人が参加した。

 HIV検査を受けてもらう手だてを論議し、九州医療センターの医師高濱宗一郎さんは「性交渉による感染リスクが高いことや検査が必要だと教育でも啓発してもらえたら。感染者も10代から80代までと幅広い」と説明した。毎月検査を受けるというAV女優の吉沢明歩さんは「検査は5分ほどで済む。エイズを予防するにはコンドームをつけること。相手を傷つけないのが愛情だと心掛けて」と話した。

 司会進行を務めた伊万里市の浄誓寺僧侶、古川潤哉さんは「エイズは誰がかかってもおかしくないという事実をみんな認識していない。自分は関係ないと思っているのが一番の問題」と無関心にならないよう語り掛けた。

 27日は保健師のエイズ感染体験や、「依存症の反対は? ネット依存、セックス依存、薬物依存の共通点を考える」と題した講演がある。入場無料。

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